アグリノート記録データを活用した経営管理

アグリノート(ウォーターセル社)は多くの農家や法人に使用されていますが、圃場管理や作業管理に用いられることが多いと思います。

作業予定だけではなく、作業実績を作業時間や使用資材(肥料、農薬)、機械等も含め登録することができ、登録されたデータを原価管理等に利用することが可能です。

水稲と園芸のような複合農業経営において、それぞれの部門ごとの原価集計にこれらのデータを利用している法人はまだ少ないかもしれません。

弊事務所では、水稲と園芸の複合経営におけるアグリノートの記録データを活用した原価管理の仕組みの構築について研究中です。具体的には、アグリノートから出力したデータをモダンExcel機能(*)を活用して加工、分析する仕組みを構築し、経営管理に役立てる手法の確立を目指しています。

 

* Microsoft Excel(R)の新機能であるPowerQueryやPowerPivot